建築士資格を取得しよう

「建築士資格を取得しよう」について

建築士の重要な仕事である、建築の設計には「創る」喜びがあり、施工には「造る」よろこびがあります。
建築士の仕事はいろいろと大変ですが、最終的には「ものをつくる」という行為に対する喜びが基本になくてはなりません。
そしてそれがあるからこそ建築士は建築の仕事の対してプライドをもって働くことができるのです。

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建築士とは

  建築士とは、建築物の設計、工事監理などを行う技術者のことです。建築にたずさわる技術者を一般に、建築技術者といい、経験年数と国家試験によって建築士という国家資格が与えられます。建築士は、都市、街、村など、生活環境を構成する基本的な要素である建築の設計、工事監理を行います。その他、環境を構成する基本的な要素としては道路、公園、河、下水道などがありますがこれらに携わるものは土木技術者といいます。

建築士になるには建築士試験に合格する必要があります。建築士の資格には、一級建築士、二級建築士、木造建築士の三種類があります。一級建築士になるには建設大臣の行う一級建築士試験に合格しなければいけません。二級建築士、木造建築士になるためには都道府県知事の行う二級建築士試験あるいは木造建築士試験に合格する必要があります。

建築の設計には「創る」喜びがあり、施工には「造る」よろこびがあります。建築士の仕事はいろいろと大変だが、最終的には「ものをつくる」という行為に対する喜びが基本にないといけません。そしてそれがあるからこそ建築の仕事の対してプライドをもって働くことができるのです。

建築士の資格は、建築に関してオールマイティな資格ですので、企業が建築士の資格取得に対して積極的にバックアップをしてくれます。具体的には資格を取った時点で祝い金を出す、毎月資格手当てとして支給するなどです。

建築士の数についてですが、一級建築士は全国で271739人、二級建築士は581479人、木造建築士は12170人です。一級建築士、二級建築士、木造建築士の合計は865388人となります。

建築士事務所の数については、一級建築士事務所は全国で87154社、二級建築士事務所は44918社、木造建築士事務所は1218社となり、一級建築士事務所、二級建築士事務所、木造建築士事務所の数の合計は133290社となります。

建築士の仕事

 

建築士の仕事は何かといえば、建築主の希望や夢を具体化して、具現化することだといえるでしょう。そしてその中で人が生活したり活動する器を作る行為ともいえます。作り出される建築物は単体の建築だけではなく、複合的な建築、街づくり、地区計画、都市計画などさまざまで、建築主も個人だけではなく企業、組合、自治体、国などがあります。

建築の技術性は以下のものから構成されています。

  • 建築の安全性-生活の器である建築が、地震、風雨、火その他に対して安全であるように設計する。
  • 構造の技術-建築の構造には木造、コンクリート造、鉄骨造、ツーバイフォー造などがあり、それぞれの構造に対する技術基準があります。
  • 設備の技術-空調、給排水、電気、消火設備などの技術は最近、進歩の度合いが早まっています。

建築の文化性は以下のものから構成されています。

  • 建築イコール文化である-建築は、技術、自然、文化、芸術、経済、社会などあらゆる文化と密接にかかわっています。
  • 建築の芸術性-建築の芸術性は、設計者の美意識やセンスに深くかかわります。設計者の美意識やセンスと建築がどのようなかかわり方をするかが、設計者にとっては重要です。

建築は、社会や経済の基盤です。建築業界の一年間の生産額は、日本の全産業の総生産額の約20%を占め、建設業就業者は、日本の全就業者の約10%を占めています。そして建築は、建築基準法、消防法、都市計画法などによって私たちの生活と密接にかかわっています。

積算とは、設計図や仕様書をもとにして躯体や仕上げ材用などの拾い出しを行って、それに単位面積あたりの材料費や人件費をかけ、さらに経費を加えたものです。それらを完璧に算出するにはしっかりとした図面が必要です。それをもとにしてはじめて建築士は正確な建築工事費を積算できます。

建築士の建築設計

建築士の業務

 

建築設計の基本はやはり住宅です。大きな建築であったとしても住宅の延長として考えることが大切です。その意味で木造住宅の在来構法をきちんと勉強する必要があります。コンクリート造建築(RC造建築)でも内部は下地、仕上げなどは木で造られていることが多いので在来構法の知識が必要になるでしょう。

住宅ができあがるまでの設計者の一般的な作業の流れは、「敷地調査」→「建築主との打ち合わせ」→「法令チェック」→「基本計画」→「実施設計」→「建築確認申請提出」→「確認通知書」→「施工業者の選定」→「工事契約」→「着工」→「建築工事」→「竣工」→「住宅引渡所手続」→「メンテナンス」といった流れになります。

設計に関する仕事は、意匠(デザイン)設計、構造設計、設備設計などに分かれます。住宅などの小規模の設計では、一人の人間がこれらすべてを行う場合がありますが、一般的にはそれぞれの分野の設計者が集まってチームとなり、共同で建築の設計作業を行う場合がほとんどです。

建築士の役割の施工技術者で代表的なのはゼネラルコンストラクター(ゼネコン)で働く現場監督です。ゼネコンとは建設工事の元請けとなる総合建設業者のことです。施工技術者の資格としては建築士のほかに建築施工監理技士という資格があります。施工技術者は両方の資格を持っていることが望ましいです。

建築業法では、一般建設業、特定建設業を問わず、建設大臣や都道府県知事から建設業の許可を受ける際にその営業所ごとに国家資格を持つ各種の「選任の技術者」をおく必要があるとされています。建築士はその「選任の技術者」に該当するので工事の現場に必要不可欠な存在なのです。

 

建築士法で定められている、業務上必須事項は以下のものです。

  • 建築基準法などの法令または条例の建築物に関する基準に適合するように設計する。
  • 設計の委託者に対し、設計の内容に関して適切な説明を行う。
  • 工事監理を行う場合、工事が設計図書の通りに実施されていないときは、ただちに工事施工者に注意を与えて施工者が従わない場合はその旨を建築主に報告する。
  • 設計図書に記名および捺印をする。
  • 工事監理を終了したときにはただちにその結果を文書で建築主に報告する。

建築士が必須ではないが認められている業務は以下のものです。

  • 建築工事契約に関する事務。
  • 建築工事の指導監督。
  • 建築物に関する調査または鑑定。
  • 建築に関する法令または条令に基づく手続の代理。

建築士の資格の無い者は、以下に該当する場合は設計または工事監理をすることはできません。

  • 一級建築士資格が必要なもの-「学校、病院、劇場、映画館、観覧場、公会堂、集会場、百貨店の用途で供する建築物で、面積が500uを超えるもの」「鉄筋コンクリート造、鉄骨造、れん瓦造、コンクリートブロック造の建築物で、延べ面積300u、高さが13m、軒の高さが9mを超えるもの」「その他木造建築物以外で延べ面積が1000uを超え、かつ2階以上のもの」「木造建築物で高さが13mを超えるもの、軒の高さが9mを超えるもの」
  • 二級建築士-「鉄筋コンクリート造、鉄骨造、れん瓦造、コンクリートブロック造の建築物で、延べ面積が30uを超えるもの」「その他木造建築物以外で延べ面積が100uを超えるもの、3階以上のもの」「木造建築物で延べ面積が300uを超えるもの、3階以上のもの」
  • 木造建築士-「木造建築物で、延べ面積が100uを超えるもの」

設計監理とは、発注者の委任を受けて工事契約が結ばれることに協力し、建築工事に際し、その目的に応じて工費、敷地、材料、構造などに関して設計図書の通りに工事が行われているかを確認し、その工事がスムーズに進行するように取り仕切ることです。設計管理を行う組織としては、建築士事務所、建設会社の設計部、官公庁の営繕部、ディベロッパーの設計部などがあります。

現場管理とは、施工技術者が現場の段取りをして専門工事の管理や調整をすることです。工程管理、品質管理、コスト管理、安全管理の管理能力が必要とされる、時間と物とお金と人の管理をすることです。経験に基づいた管理能力が問われ、職人を動かし、そして細かい気配りが必要な役割です。

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