インテリアコーディネーター資格を取得しよう

「インテリアコーディネーター資格を取得しよう」について

インテリアコーディネーターが仕事をする上で、新鮮で正確な情報を幅広くもち、それらを運用する能力は不可欠です。
情報を収集し、それらを分析、選別、判断、評価、処理、そして創造する総合的な能力を情報力といいます。
インテリアコーディネーターにとって特に必要な能力なので日頃から意識して情報を集めましょう。

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インテリアコーディネーターの配色

  色は光が目に入ることによって感じます。人の目が感じることのできる光を可視光線といい、波長の長さが380〜780nm(ナノメーター)の電磁波です。380nm以下を紫外線、780nm以上を赤外線といいます。太陽や電灯などの光の色を光源色といいます。太陽光をプリズムで分散させてできる赤から紫までの色の配列をスペクトルといいます。他から光を受けて見える色を物体色といいます。

色の表わし方はさまざまです。
色の3属性とは、

  1. 色相(Hue)
  2. .明度(Value)
  3. 彩度(Chroma)のことです。これらの3属性を立体として表わしたものを色立体といいます。色の表わし方としてはマンセル表色系、オストワルト表色系、CIE表色系、PCCS(日本色研配色体系)などがあります。色を表現するときはこれらのことを用いて適切な表現をしましょう。

色の混合には以下のような種類があります。

  1. 加法混色:成分が増えるほど明るくなる混合です。
  2. 減法混色:色料の3原色を混合すると元の色より暗くなります。
  3. 中間混色:回転板や色コマを急回転したときや、違った色の細かい点を平面状に並べたときは混ぜ合わせた色の中間の明るさになります。

色の対比、同化とは以下のようなものです。

  1. 色相対比・明度対比・彩度対比:異なる色相、明度、彩度の2色を同時に見るとそれぞれの差が実際よりも開いて見えます。
  2. 補色対比:補色関係にある2色では、互いの色が鮮やかに見えます。
  3. 継時対比:ある色を見た後、別の色の残像による影響で実際とは違って見えます。
  4. 面積対比:明度や彩度は大小によって異なって見えます。
  5. 同化:色の組合せや明度差により周囲の炉に類似してしまうことです。

色と感覚には以下のような関係性があります。

  1. 軽い色は高明度に感じ、重い色は低明度に感じます。
  2. 暖色は興奮色で、寒色は沈静色です。
  3. 柔らかい色は高明度、低彩度で、硬い色は低明度、高彩度です。
  4. 膨張したり進出している色は、高明度で高彩度で暖色に感じます。収縮したり後退している色は低明度で低彩度で寒色に感じます。

配色と調和にとってポイントとなることは以下の通りです。

  1. 基調色(ベースカラー):壁などの面積の大きい固定した部分の色、背景色のことです。
  2. 強調色(アクセントカラー):ポイントとなる比較的小さい部分の色です。
  3. 配合色(アソートカラー):空間に変化をつけるため、基調色に対して用いる中間の面積の色です。
  4. ムーンとスペンサーの色彩調和理論:色の3属性の関係を同一性、類似性、対照性の3つの概念で考えたものです。
  5. 分離効果:配色が不調和のときに間に金、銀、無彩色を入れると調和して見えます。
  6. カラースキーム:色彩をどのようにするかを考え、決定するまでのプロセス、色彩計画、色彩設計のことです。

インテリアコーディネーターのデザイン知識

 

材質感(テクスチャー)とは、材料の質的な特徴を見たり触ったりして感覚的にとらえたもので、さまざまな感情効果を持ちます。ウールや毛などの動物材料は安らぎを感じさせ、金属などはその反対です。心理的に暖かく感じたり冷たく感じたりするのにはその材料の熱伝導率が関係しています。

点とは、面積がごく小さいもので、1つの点は求心的効果を生み、2つの点には引き合う力が発生します。線は、直線と曲線がさまざまに組み合わされて形を作ります。ゴシック教会建築は垂直線が強調された意匠です。面は、点や線を拡大または集合させたとき、また、立体を切断したときにもできます。立体は、平面体(多面体)と曲面体に大別されます。立体の表情はそれぞれがもつ平面の表情に左右されますが、さらに色彩、陰影。材質によっても変化します。

形態を認識する視覚には明暗視、色彩視、形態視、運動視の4つがあります。丸いテーブルを斜め上から見たとき、楕円でなく円形に知覚されます。経験などの情報を加味し調整して認識したためで、これを形態の恒常視といいます。一方、誤って認識する場合があり、この視覚の過ちを錯視といいます。

形として認識するものを図といい、その背景を地といいます。ある図を見る場合、周囲との関係によって違って見えます。図になりやすい条件は「凹と凸では凸のほう「視野の中央にあるもの」「対称形のもの」「囲まれたもの」「明度の高いもの」「寒色より暖色」「静止よりも動くもの」などがあります。

人間の視線の方向は水平より10〜15度下向きで、視点高(アイレベル)は、立位約150cm、床座位約70cmです。したがって、和室では低い位置に視線の集中するフォーカルポイントを置くとよいでしょう。フォーカルポイント(focal point)とは焦点のことで、視線が集中するところです。インテリアでは注目を集め強調する部分です。

構成要素をまとまった形に調和させることを統一(ユニティ)といい、調和(ハーモニー)には類似(シミラリティ)と対照(コントラスト)があります。統一で感じる堅苦しさが、ほどよい変化(バラエティ)によって和らげられます。そして支配性(ドミナンス)造形において統一をはかるとき、ある要素が支配的役割を持つことです。

部分と部分、あるいは全体と部分の比が好ましいとき、その形は美しくなります。これを比例(プロポーション)といいます。比例の代表的なものは以下のものです。
1.黄金比:1対1.618の比を黄金比といいます。安定した造形美を作り出します。
2.ルート長方形:短辺を1としたとき、長辺がルート2、ルート3、ルート4になる長方形です。
3.整数比:1対3、5対7などで構成された比です。
4.級数比:等差級数や等比級数などによる比例です。

一定の形や造形要素が、規則的に配列されることにより、動的で活気ある表情を生み、美的効果が高まる効果を律動(リズム)といいます。反復(リピート)と漸増(グラデーション)があります。装飾や模様は自然を材料んした形や幾何学的な図形などを基にして古くから考えられてきました。伝統的な模様は「麻の葉」「七宝」「青海波」「かご目」「アカンサス模様」「オジーアーチ」「アラベスク」などがあります。

インテリアコーディネーターの計画 その1

インテリアコーディネーターの計画 その2

 

人間工学の意義とは道具、機械は「機能」「性能」「デザイン」がよいだけではなく、「使いやすく」「安全」でなくては現代社会には受け入れられません。人の能力を客観的にとらえ、物(道具、機械など)と調和を図ることを目的とした科学、学問が人間工学なのです。

基本的な人体の寸法、比率を知り、実際に体感しておくことは重要です。例えば、いすと机の各エレメントの寸法を決めるとき、人体各部の平均値からいすと机を別々に寸法を決めても使いやすいいすと机になるとは限りません。使われる目的、使う人(成人、子ども、老人など)によって使いやすい寸法が変わるからです。食事用のいすと机を検討する場合、座位基準点から机の天板までの寸法である「差尺」をポイントに考えることが大切です。

静的な人体寸法に動的な動作を加えた領域を作業域(動作域)といいます。作業域は、さらにその動作のおよぶ方向性と範囲によって水平作業域、垂直作業域、立体作業域の3つに分けられます。また、作業域には肘を軽く曲げた状態で作業できる通常作業域と腕を伸ばした状態で作業できる最大作業域があります。

日々の生活によってついたくせを「ポピュレーションステレオタイプ」といいます。人は相互の関係や状況に応じて他人との間に距離を保とうとします。環境心理学のK.ソマーは「人間には他人が容易に入り込めない身体を取り巻く気泡のような目に見えない領域がある」といい、それをパーソナルスペースと呼びます。コミュニケーションを取りやすいように会議や団らんでとられる対面式の形をソシオペタルといい、プライバシーを優先した形をソシオフーガルといいます。また、大きなテーブルにどこでも自由に座れるようないすの配置をフリーアドレス型といいます。これらのことをきっちりと把握してインテリア計画に生かしましょう。

  机、作業台、カウンターは準人体系家具(セミアーゴノミー系家具)と分類され、人体系と建物系家具の中間に位置し、高さの方向の計画は人体によって水平方向の計画は建築空間の制約で決定されます。机の高さはいすの高さ+差尺で決めると作業のしやすい環境を作ることが出来ます。

立っているときの人間の背骨のS字型の曲がりは、40〜60mmですが、寝ているときの快適な曲がりは20〜30mmです。ベッドは硬くなりすぎると支持面が保たれるのが痛いです。逆に柔らかすぎると姿勢が保てず寝苦しいです。そのためベッドのクッション構造は、柔らかい層、硬い層、衝撃を吸収する層の3層構造で身体を支えるようになっています。これらのことを踏まえ、人間工学にも則った形のベッドが好ましいです。

生活は、家族の年齢とともに変化していくので一定のものとしてとらえることはできません。ライフサイクルは人の生涯をいくつかの段階に分けたものを周期としてとらえたもので、ライフステージはその段階のひとつをいい、いくつかの年齢的な段階があります。生活空間のイメージを数量的に分析する手法のひとつとして、意味が互いに対になる形容詞を使って評価するSD法と呼ばれるものがあります。

寸法計画とは、空間の大きさを決定するにあたり、動作空間を求め、それらを組み合わせた単位空間に寸法を与え、調整していくことです。その際に、建築空間や構成材の寸法を決めるための便利な単位寸法であるモデュールを活用しましょう。それにより正確で美しい生活空間の寸法を導き出せるでしょう。

家族の公的生活のための空間、食事、コミュニケーションが主な機能で、L(リビング)、D(ダイニング)、K(キッチン)の空間は基本的にはそれぞれ独立しています。LDK型は1つの空間にコンパクトにまとめられたオープンスタイルで、L+DK型はLを独立させ接客に適していてD空間にゆとりを持たせる計画になります。LD+K型はキッチンを独立させてLDを同一空間にするので広く感じられます。L+D+K型はLとDとKがそれぞれ独立している大規模住宅向けです。

リビングのタイプは「ゾーン型」「ホール型」「独立型」に分けられます。いす座の配列は「対向配列」「L字型配列」「コ字型配列」「直列配列」「分散型配列」などがあります。それぞれの特性を理解しておくことで組合せのバラエティが多彩になりますので是非覚えておきましょう。

調理の立位のアイレベルと食事いす座のアイレベルの違いに注意しましょう。また、ダイニングカウンター(モーニングカウンター)設置時のアイレベルの差に注意しましょう。キッチンのプランニングにおいては、作業動線に特に配慮が必要です。作業の流れに応じて適切な機器の配置と作業のための有効スペースを計画することです。

浴室には和風浴槽、和洋折衷式浴槽、洋風浴槽があり、最近では和洋折衷式が主流になっています。便所は衣服の着脱、排泄、介助スペースも見込んで計画しましょう。玄関は履物やコートの着脱、外来者との対応、充分な収納スペースを設けましょう。廊下は1人が通るのに必要なスペースは750mm程度で、2人で歩くには1350mm以上、車椅子の場合は950mm程度必要です。収納はライフステージによって必要な収納品が違ってくるので、その磁器に合わせた収納計画を考えましょう。

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