保育士資格を取得しよう

「保育士資格を取得しよう」について

保育士を目指す理由としてはやはり子どもが好きだからという理由が多いようです。
しかし、ただそれだけではこれからの保育園は成り立たないでしょう。
保育士は、子どもの教育だけではなく、親との関係を築く力も必要です。
保育士は、これからの日本を担う子どもを育てるわけですから、それらのことを意識して子どもの社会性もはぐくまなくてはいけません。
それには、保育士自信もさまざまな経験を積み、人間的にもレベルアップが必要でしょう。
それが子どもの自発性を大切にする保育に繋がるからです。あなたも保育士になりませんか?

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保育士は国家資格

  保育士は、子どもに対して基本的生活習慣を身に付けさせ、遊びを通して心身の健やかな発達をサポートするのが仕事です。それが2003年11月施行の「児童福祉法」改正により「専門知識及び技術をもつて、児童の保育及び児童の保護者に対する保育に関する指導を行う」者とあらためて規定されました。保育士の資格は、厚生労働大臣の指定する保育士養成学校・施設を卒業すること、都道府県知事の実施する保育士試験に合格する2つの方法があります。保育士には、高い専門性と責任が求められ、それに伴い保育士は国家資格となったのです。

保育所と幼稚園は、似ていますが実は違います。保育園は福祉施設で、幼稚園は教育機関なのです。ですから働くための資格と免許は違います。ですからそれらの違いをきちんと理解し、自分がどちらの道に進みたいのかをよく考えておくことが大切です。

保育所は「児童福祉法」に基づく児童福祉施設のひとつで、厚生労働省の管轄です。そこで働いている人のことを「保育士」といいます。保育所は教育機関ではなく子どもの生活の場という位置づけです。保育所は幼稚園と違って長時間子どもをあずかることもあります。8時間以上になる場合もあるでしょう。幼稚園教諭との一番の違いは、保育士のケアする対象の幅広さです。保育所なら0〜6歳が対象で、その他の福祉施設では18歳までの青少年が対象になる場合もあります。したがって保育士の資格取得は、幼稚園教諭とは違った勉強が必要です。

保育所が日本ではじめて作られたのは明治時代です。1890年に新潟市の赤沢錘美が、子守をする貧困家庭の子どもも教育を受けられるよう、幼児をあずかるスペースを設け、託児所としたのがはじまりとされています。託児所が保育所として法的な地位を得たのは戦後1947年に児童福祉法が制定され、保育所で働くのには「保母」の資格が必要となったときからです。その後「保母」の名称は男性保育者(保父)の増加もあり、1997年「児童福祉法」の改正により「保育士」と変えられて現在にいたっています。

保育士の仕事

  保育士の勤務形態は、通所施設か入所施設かによって異なります。保育所などの通所施設は、子どもは各家庭から通ってくるので勤務形態は日勤です。一方、児童養護施設などの入所施設の場合は、24時間子どもの生活をサポートする必要があるので勤務形態は変則的です。

保育士の勤務時間は1日8時間です。ですから8時間以上の保育を行う施設なら、早番、平常番、遅番というように勤務時間をずらして働き、保育をカバーしましょう。つまり、働く時間が8時間でも、日によって早朝からの場合もありますし夜遅くに出勤する場合もあり、出勤、退勤時間を分ける必要があるということです。

保育士の休日は、最近は週休2日制が増えてきました。しかし保育所自体は土曜日も保育を行います。曜日を決めて休むのではなく4週8休にして、休みをシフト制にして対応する方法が適切でしょう。長期休暇に関しては、年末年始は保育所も休むところが多いですが、夏休みはそうもいきませんので保育士が交代で一週間くらいずつ有給休暇をとることになるでしょう。

入所施設の場合は、24時間365日子どもの生活を見守るわけですから、その施設の職員の数に応じてローテションが組まれています。3交代勤務や24時間ごとに交代するというような形です。夜勤や宿直などの泊まり勤務の頻度は「児童福祉施設保母の職務と保母養成の課題に関する調査報告書U」によると、月4〜6回というのが平均的な数です。

年間の休日日数は、制度上は通所施設と同じですが、子どもの生活は日曜だろうと祝日だろうと続くのでなかなか休みが取りづらいのが現状です。児童自立支援施設などでは、小舎制で職員が少なく、しかも住み込み制の施設なので有給休暇はもちろんのこと、週休もなかなか取りづらいようです。

保育士の仕事はかなりハードです。精神面でも、子どもだけではなく保護者や他の職員との関係などによってストレスも溜まりやすいです。そのためにも上手に休息を取り、自分の趣味を楽しんでリフレッシュすることが大切になってきます。お勧めなのがスポーツです。日頃から耐力を使う仕事なのに休日にさらにスポーツをすることが意外に感じるかもしれませんが、神経を使う仕事なのでスポーツでのストレス発散が有効な場合も多いのです。

保育士の資格取得

保育士資格試験

  保育士の資格を取るには、
1.厚生労働大臣の指定する保育氏を養成する学校その他の施設を卒業する
2.都道府県知事の実施する保育士試験に合格する
の2つの方法があります。どちらの方法でも全国どこでも通用します。ただし資格さえあればすぐに保育士として働けるわけではありません。まず、都道府県の保育士登録名簿に指名などの登録後、各施設の採用試験をパスすると保育士として現場に立つことができます。

保育士資格を取得できる養成校には、大学、短期大学、専門(専修)学校、その他の養成施設があります。こうした養成校に通い、所定の単位を取得し卒業すれば資格を得ることができます。養成校で資格を取るメリットは、カリキュラムに保育実習が含まれるため、保育士の仕事をより深く理解することが出来る点です。そして学校から就職活動のサポートをしてもらえることも大きな強みです。

保育士試験に合格すれば保育士試験が取得できます。試験科目は8科目と実技1科目があり、これらをすべてクリアすることが条件です。「すでに働いていて学校に通う時間がない」「学校に通う金銭的余裕がない」「現在通っている学校では保育士資格が取得できないが、卒業までに保育士資格を取りたい」といった事情を持つ人は保育士試験の受験によって資格を取得する方法を選ぶのがよいでしょう。

保育士の資格をどの養成校で取るかということは迷いますが、通常は学校の所在地や入試の難易度、学校のブランドイメージで選びます。保育士になるという明確な目標があるのならばカリキュラムをチェックしましょう。保育士資格をどのような形で取ることができるのかは学校のカリキュラムによって違いますのできっちりと調べましょう。必ず、学校案内を取り寄せ、じっくり内容を確認し、検討してから自分の進路を決めてください。

 
  保育士試験は「児童福祉法施行令」と「児童福祉法施行規則」に基づいて各都道府県で年1回行われます。試験科目は以下の通りです。
・筆記-社会福祉、児童福祉、発達心理学、精神保健、小児保健、小児栄養、保育原理、教育原理、養護原理、保育実習理論
・実技-保育実習実技(音楽、絵画制作、言語、一般保育の各分野から3分野。うち2分野を選んで受験)

保育士試験は科目ごとに合否が決まります。合格ラインは各科目6割以上の正答が条件です。また「発達心理学および精神保健」などのジャンルが2つにまたがっている科目については、それぞれのジャンルで6割以上正答する必要があります。合計得点で合格ラインを決めるわけではないので、科目による弱点をなくすような試験勉強が必要です。

保育士試験の受験にあたって、いきなり8科目合格できるかどうかという不安があるでしょうが、一部科目に合格すれば「受験科目免除願」を提出することで、その科目は3年間有効です。つまり、最初の受験で5科目しか合格していなくてもその後2年以内の残りの3科目をクリアすれば保育士資格が取得できるのです。

保育士の試験要綱の配布や試験実施は、年により、または都道府県により違いますので年度始めに都道府県の保育士担当部署に問い合わせてみましょう。受験にあたっては、まず実施要綱を担当部署から取り寄せ、実施要綱に入っている各書類に必要事項を明記し、その他必要書類(受験資格のあることを証明するもの、顔写真など)を揃え、受験料をそえて担当部署に申し込みます。受験で成功するには時間的な余裕を持って臨むことがコツです。早い時期から動き出すことを意識しておいてください。

保育士試験の合格者または一部科目の合格者に対して、その旨直接本人に通知されます。全科目に合格し保育士になる資格を得たら、規定に従って登録の申請をします。各都道府県に保育士登録簿が備え付けられていますので、これに氏名、生年月日など必要な事項の登録を受け、保育士登録証(保育士証)を受け取ります。これらの作業が終えてようやく保育士として仕事をすることができます。

保育士試験は養成校での保育士資格取得の場合とは違い独学であることが多いです。保育士試験を通信講座でサポートするのもいいでしょう。過去問題を徹底分析してテキストを作成しているところやテキスト修了後、ドリルや添削課題で学習成果を確認できるなど、各講座によってさまざまな特徴があります。およそ8〜10ヶ月で全科目を修了できるようになっています。費用は3万5000円程度です。通信講座には試験合格のためのノウハウがぎっしり詰まっているので活用することをお勧めします。

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